2021年秋ごろ
2021年秋ごろの婦人科定期健診の際に、3cmくらいの筋腫があることを知りました。
筋腫が見つかった時、先生は筋腫も子宮も温存派?のようでした。
これくらいのサイズなら痛い思いして手術してとることもないよ。
閉経すれば自然になおるものだし。
一応突然大きくなったりしないように、3カ月おきくらいに定期的に経過観察しましょう。
手術が必要ないと言われて安堵したのですが、
このあと3年弱の間、生理痛が重くつらい日々を過ごすことになりました。
更には気づかぬうちに鉄欠乏性貧血まで引き起こすことになることに
その時は予期していませんでした。
2022年秋ごろ
筋腫の存在を知って1年ほどたった2022年秋ごろの健康診断の血液検査で、
ヘモグロビン値が低く、貧血っぽいとの診断を受けました。
あぁ筋腫の影響だろうなぁ
早速婦人科の定期健診に行き、血液検査の結果を先生に見せました。
すると婦人科でも血液検査をしてもらえたのですが、なぜか貧血の診断が下りませんでした。
健康な血だね!
筋腫のサイズも数ミリしか変わっておらず、
別になんともないのか…となんとなくもやもやしながらも特に対処しませんでした。
しかし、今思えば5分10分歩くだけで異常に疲れたり動悸がしていたので、
貧血の症状は既に、少しずつ始まっていたのだなと思います。
2023年半ばごろ
それから更に半年程たった2023年半ば頃からは、
生理の2日目~4日目は、おなかが痛くて痛くて、量も多すぎて、仕事どころではない状態となっていました。
生理中は「もう子宮とりたい!」と何度も思っていましたが、喉元過ぎればなんとやら…生理が終われば「まだ手術なんていいか!」と思うのを数か月繰り返しました。
幸い、テレワークでなんとかなる仕事をしており、
生理中は仕事をしないか、薬が効いたら少し仕事する程度で調整していました。
もし営業職なんかだったらもっと早く子宮全摘出の決断をしていたと思います。
今だからわかることですが、
自宅の2階に上がるだけでもハァハァ言うくらい、貧血も進んでいました。
周り(家族ではない)からは
「運動不足だよ、運動しな」「更年期始まったんじゃない?」
なんて言われて、散歩を試みたりしましたが、動悸息切れが半端じゃなく、運動なんてものはほぼ続きませんでした。
2023年秋ごろ
2023年秋の健康診断で、遂に完璧な貧血の診断がくだりました。
2022年秋と同じように、婦人科にいき血液検査をすると、今度はヘモグロビン値が7.5。
こんな数値じゃ、日常生活つらかったでしょう。
貧血って少しずつ進むから本人は気づかないことが多いんだよね。
ほんとうに、もう生理になると寝込むくらいで仕事も日常生活もままならない状態なのですが、子宮を全摘するという選択肢はありえますか?
41歳なら、選択肢としてはあり。
でも、子宮全摘出するにしても、貧血を先に治さないといけないから、まずは点滴で処置をしましょう。
ちなみにその日の内診では、
筋腫サイズは3.5cm程度、子宮腺筋症も併発とのことでした。
生理が重い原因は、一般的には筋腫のサイズや位置によるそうですが、私の場合はサイズはそれほどでもないので、位置がちょっと悪いのか?と言われていました。
※後に、別の病院での手術前の検診で、私の場合は子宮腺筋症のほうが生理を重くしている原因と言われました
鉄欠乏性貧血のための点滴処置(フェインジェクト)
ということで鉄欠乏性貧血と判明したその当日から、フェインジェクトという鉄欠乏性貧血のための点滴処置が開始されました。
2週に一度、合計3回の処置でした。
貧血のお薬は副作用があったりするみたいですが、点滴は回数も少ないし、点滴時間も1回15分前後。
しかも翌日頃から元気になった実感があり、本当に助けられました!
自宅の2階に上がるだけでハァハァしていたのが点滴初日から1~2日程度でほぼなくなり、こんなにすぐに効果があるのかと驚くほどでした。
そんなに効果を感じるということは、やっぱり貧血がかなり進んでいたからですね。
効果が感じられてよかった。
運動不足でも更年期でもなかった!いや、実際に運動不足ではありますが・・・
フェインジェクトの副作用について
フェインジェクトの副作用かわかりませんが、
初めての点滴を朝一でしてもらい、その日の15時頃に眠気と軽い頭痛がありました。
少し居眠りをしたら治った程度です。関係ないかもしれません。
2回目以降の点滴では特に体調の変化もなく、点滴した日の夜に飲みに行ったりしても全く大丈夫でした。
点滴の処置が3回終わったあと、ヘモグロビンの数値を維持することが大切だから、食事で鉄分をとることを意識してね。
点滴治療中のあいだに、鉄分が多い食べ物について勉強しました。
こちらのページにまとめてありますので、是非参考にしてほしいです。
2024年春ごろ ついに決断
貧血の治療が始まった直後から、貧血が治ったら子宮を全摘するか、筋腫だけとるかを悩みました。
悩んだと言っても、私の場合ほとんど全摘で決意は決まっていたので、情報収集といった感じだったかもしれません。
わたし、子宮筋腫が大きくなりすぎたから子宮全摘をしたら、生理もなくなって体調もよくなってスッキリ!最高!
もちろんネットでネガティブというか、逆の意見も見つけて読んだりもしましたが、
子どもを望んでいない私にとっては、筋腫もろとももう生理もなくなってしまったほうがよいという結論となり、子宮全摘出に向けて動くことにしました。
※パートナーはいますが、お互いに子供は望んでいません
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